海幸山幸
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(特急)海幸山幸
2009年10月デビュー、土休日を中心に、宮崎−南郷を1往復走ります。愛称「海幸山幸」は、日南地方に伝わる神話「海幸彦と山幸彦」に由来します。1号車(南郷寄り)を「山幸」、2号車(宮崎寄り)を「海幸」と命名し、2両編成で運転、一部自由席あり。@飫肥(おび)

 
宮崎駅
宮崎を出発
南郷駅
南郷に到着

 
キハ125形車両
廃線となった高千穂鉄道から譲渡された車両を改造、神々しく蘇りました。列車の側面や床に飫肥杉が使われています。@飫肥

 
神々しいお顔です
側面に飫肥杉を使用
ワンマン運転の表示があります
印章のようなヘッドマーク

 
座席
シートは、1号車(山幸)が茶系、2号車(海幸)が青系です。床には飫肥杉が敷き詰められています。3列シートで、A席・B席が海側で2人掛け、C席が山側で1人掛けです。座席定員は51名、うち自由席9名

 
1号車のシートは茶系
2号車は青系
シートピッチ94cm
背もたれは木製
テーブルはインアーム式
青い枕カバーは自由席(9席)

 
フリースペース
1号車、2号車とも、車両の3割ほどの空間にフリースペースがとられています。両車両とも、ここにソファーシートが設置され、くつろぐことができます。ただし、自由席が満席になると、立ち客をここに案内することがあります。写真は2号車

 
茶系のソファーシートは1号車
青系のソファーシートは2号車
車椅子対応トイレ(1号車)
ショーケース(2号車)
連結部はのれん(2号車)
補助椅子(2号車)

 
飫肥(おび)
写真は飫肥城址公園の入口、大手門です。日南市飫肥は、九州の小京都と呼ばれる城下町で、古い町並みが残っています。

 
@飫肥駅
Aおび天の老舗
B武家屋敷通り
Cしあわせ杉
@ 飫肥駅から城下町の中心部まで、徒歩で20分ほどあります。駅前にレンタルサイクルがありますので、これを利用すると便利です(電動自転車、1日500円)
A 飫肥名物「おび天」は、魚のすり身に豆腐を混ぜた天ぷらで、味付けに黒糖を使います。絶妙な味付けは癖になる味です。是非、ご賞味あれ。
B 石垣や白壁が連なり、藩士の屋敷が並びます。ここに、小村寿太郎の生家があります。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
C 飫肥城内に4本の飫肥杉があります。その対角線の中心に立つと、幸せパワーがもらえるという言い伝えがあります。お試しあれ。

 
青島
かつては新婚旅行のメッカとして知られた青島ですが、今は、観光客も少なく、ひっそりと佇んでいます。周囲1キロに満たない小さな島で、島内には、亜熱帯の植物が茂り、縁結・安産・航海・交通安全の神として親しまれている青島神社があります。また、島の回りには、「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状に浸食された岩が見られます。

 
青島神社
鬼の洗濯板(鬼の洗濯岩)

 
寝台列車の館★ホームページ
撮影: 2005年11月(青島)、2014年4月