伊予鉄道/坊ちゃん列車
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伊予鉄道市内線
伊予鉄道は、1888(明治21)年開業、古い歴史を誇ります。市内線は総営業距離9.6kmの路面電車で、市民の足として親しまれています。運賃は150円均一、1日乗車券400円

 
主力車両の2000系@松山市駅前
古参車両の50系@JR松山駅前
低床式の2100系@道後温泉
一部、専用軌道を走ります

 
坊ちゃん列車
小説「坊っちゃん」の中で「マッチ箱のような汽車」と紹介されたことから、「坊っちゃん列車」と呼ばれるようになりました。当時は蒸気機関車でしたが、現在はレプリカで、ディーゼルエンジンで走ります。1号機と14号機の2編成が、観光シーズンには、道後温泉-松山市駅前(一部、道後温泉-JR松山駅)を、30分〜45分間隔で運転されます。@松山市駅前

 
1号機、客車2両を連結します
1号機関車、全長3.9m
14号機、客車は1両です
14号機関車、全長3.9m

 
車内
1号機(写真)に乗車しました。客車の全長は4.2m、まさに「マッチ箱のような汽車」でした。ちなみに、14号機の客車は6.1m、定員はともに36名です。運賃300円。@道後温泉

 
室内は木造、明治時代に
タイムスリップしたようです
坊ちゃんも、赤シャツも
この列車に乗車したんですね
吊革でなく「棒」に掴まります
後ろ展望も乙なものです

 
方向転換
折り返し運転には方向転換が必要です。機関車の床下に回転台を備えており、それを出して、機関車を持ち上げ、回転させます。写真は、方向転換を終えた坊ちゃん列車。@松山市駅前

 
渡り線の中央で回転台を出します
人力で回転させます
次は客車を移動させます
押して機関車まで運びます

 
道後温泉
道後温泉は日本最古の温泉で、現在の本館は1894(明治27)年に建てられました。三層楼のどっしりした造りは、近代的な商店街の中にあって、ひときわ風格を漂わせています。写真は、道後商店街、道後温泉へはこのアーケードをくぐって行きます。

 
アーケードを抜けた所に・・・
道後温泉があります
玄関に向かって左側の建物
三層楼のどっしりした建物です

 
寝台列車の館★ホームページ
撮影: 2010年9月