あそぼーい!、キハ183の歴史
●オランダ村特急
1988年3月、長崎オランダ村への観光客誘致のため、小倉(後に門司港)−佐世保でデビューしました。車体の配色はオランダの国旗をイメージして、上から赤・白・青に塗られました。
●ゆふいんの森
1992年7月、783系特急ハウステンボスが博多−ハウステンボスに登用されると、オランダ村特急は役目を終え、活躍の場を九大線に移し、博多−由布院−小倉を走りました。車体色はモスグリーン、ゆふいんの森T世(キハ71)とともに、ゆふいんの森U世として親しまれました。
●シーボルト(写真)
1999年3月、九大線にゆふいんの森V世(キハ72)が投入されると、オランダ村に戻り、長崎−佐世保を大村線経由で走りました。車体色はオランダ村特急と同系色に戻りました。
●ゆふDX
2004年3月、大村線に快速シーサイドライナーの運転が増えると、再び、九大線に異動、博多−別府を結び、由布院へ観光客を運びました。最初は漆色(赤)でしたが、2008年に山吹色(黄)に塗り替えられました。
●あそぼーい!
2011年6月、九州新幹線が全通すると、阿蘇への観光誘致のため、ゆふDXに白羽の矢が立ちました。装いも新たに登場した「あそぼーい!」ですが、オランダ村特急から数えて四半世紀が経過し、老体にむち打つ日々が続いています。 |