ジパング |
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2012年4月デビュー、平泉が世界遺産に登録されたことを記念して誕生しました。愛称は、マルコポーロの「東方見聞録」で紹介された黄金の国「ジパング」が、中尊寺金色堂をモデルにしたことに由来します。車体カラーは、日本画をイメージして、墨・ねずみ色・金箔。写真はジパング平泉、一ノ関〜盛岡を結ぶ快速列車で、1日2往復運転されました。4両編成=自由席(1,2号車)+指定席(3,4号車)、別の愛称で全車指定席もあります。@盛岡
「やまなみ」4両編成と「せせらぎ」4両編成を改造して、「リゾートやまどり」6両編成が造成されました。そして、残りの先頭車と485系3000番台の中間車で、「ジパング」が誕生しました。 |
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先頭車(1号車と4号車)のデッキでは、LED導光板と液晶ディスプレイによる観光PRが放映されます。そのテーマは、「現代と平安時代」だそうです。ただし、1号車と4号車では、LED導光板の数が異なります。写真は1号車 |
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先頭車(1号車と4号車)は普通車で、窓側を向いたペアシートが並びます。内装材に天然木や木目調の化粧板を使用し、和風な雰囲気を醸し出しています。定員は各24名 |
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先頭車(1号車と4号車)の運転室背部に展望スペースがあります。ここには、2人掛けベンチが4脚配置されています。座面は固く、背もたれは低い。これは、長居できない配慮と思われます。一方、運転室や側面のガラスは大きく設計されています。 |
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中間車(2号車と3号車)は、485系3000番台の特急車両で、大きな改造はありません。シートや床、さらに、天井や側板は、張り替えられたようで、きれいに保たれています。定員は2号車72名、3号車58名 |
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写真は覆堂(おおいどう)、月見坂を上りきったところにあります。ここまで約600m。覆堂は鉄筋コンクリートの建物で、金色堂を風雨から守ります。金色堂はこの中に納められています。
JR平泉駅から月見坂入口までは1.6km、アクセスには、路線バスがありますが、あちこち廻るには、レンタルサイクルが便利です。 |
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撮影: 2006年7月、2013年1月 |