越乃Shu*Kura

 

 
(快速)越乃Shu*Kura
2014年5月、新潟県の「酒」をテーマにした観光列車がデビューしました。「Shu*Kura」とは「酒蔵」を意味し、「*」は米・雪・花を表すそうです。この列車は、運転区間によって、次のように愛称が変わります。
  • 越乃Shu*Kura,高田−十日町
  • ゆざわShu*Kura,高田−越後湯沢
  • 柳都Shu*Kura,高田−新潟
びゅープラザのパンフレットによれば、1号車は旅行商品専用、3号車は一般旅行専用。すなわち、みどりの窓口で購入できるのは3号車のみです。なお、2号車はイベントカーで座席はありません。キハ48形3両編成、全車指定席。@十日町(飯山線)

 
長岡で進行方向が変わります
横顔はキハ48のままです
窓を大きくとっています
高田に到着

 
越乃Shu*Kuraの停車駅に・・・
こんな駅名表示板がありました

 
1号車:旅行商品専用
1号車は旅行商品専用で、乗車券類はびゅープラザや主な旅行会社で販売され、JRの窓口では扱いません。旅行商品は、お酒と食事・土産付きのプランのようです。シートについて、1号車には、下記に揚げる3種類のシートがあります。定員34名

 
【らくらくボックスシート】
 大きなテーブルを挟んだ4人ボックスシートが4区画あります。1区画の利用は3名または4名で、2名以下では利用できません。
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【展望ペアシート】
 日本海側を向いた2人シートが4組あります。1人では利用できません。
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【くつろぎペアシート】
 パーティションで区切られた2人シートが5組あります。1人では利用できません。

 
2号車:イベントカー
2号車には、イベントスペースと車販カウンターがあります。イベントスペースでは、地元ミュージシャンによるジャズまたはクラシックの生演奏や、新潟県の蔵元により、地酒が振る舞われます。また、車販カウンターでは、新潟県の地酒やお土産、オリジナルグッズなどの販売があります。

 
この日は、ジャズの生演奏と・・・
地酒の試飲会がありました
車販カウンターにも・・・
地酒がおいてあります

 
3号車:一般旅行専用
3号車はリクライニングシートの座席車で、指定券はJRの窓口や主な旅行会社で購入できます。ここは、配色こそ異なりますが、そのデザインはJR東日本のリゾート列車と同じコンセプトです。定員36名

 
ドアは木製、窓がありません
 シートピッチは120cmと広々です
テーブルは背もたれ式と・・・
肘掛け収納式があります

 
フリースペース@1号車、3号車
1号車と3号車の運転室背後に、フリースペースがあります。どちらも、同じデザインで、窓際に応接間のようなソファーが置いてあります。運転室との仕切りがガラス張りでないため、前展望は期待できません。

 
ゆったりしたソファー
座ってみました

 
日本海に沈む夕日@青海川
高田行きでは、青海川に30分ほど停車します。青海川は日本海に最も近い駅といわれ、ホームのすぐ下は海岸です。時間的には夕日の頃であり、晴れていれば、日本海に沈む夕日を見ることができます。@青海川(おうみがわ)

 
反対側ホームに普通列車
日本海に沈む夕日
夕日に染まる列車
列車越しに見た夕日

 
寝台列車の館★ホームページ
撮影: 2014年9月