(快速)リゾートしらかみ

 

 
くまげら編成
リゾートしらかみは、世界自然遺産に登録された白神山地をはじめ、多くの観光資源に恵まれた五能線を走る観光列車で、秋田-青森(一部、秋田-弘前)、235キロを5時間かけて走ります。

くまげら編成は、2006年3月に登場した三代目リゾートしらかみで、車両のデザインは白神山地に生息するくまげらと、五能線沿線の夕陽をイメージしています。キハ48形4両編成、全車指定席、@十二湖


 
十二湖で途中下車
ヘッドマークは黒バックに白字
種車のお顔が残っています
大きな窓
リゾート南房総が勝浦から・・・
・・・館山まで走りました

 
座席(1号車、3号車、4号車)
客室内は、「くまげら」と日本海の夕日にちなんで赤系を基調としたシート配色になっています。シートピッチは120cmで、グリーン並に足元がゆったりしています。
 東能代、川部、弘前で進行方向が変わり、五能線区間(東能代-川部)では、1号車が川部寄り、A席が日本海側です。

 
座席正面から見た車内
座席背面からみた車内
シートピッチ(120cm)はグリーン並
大きなテーブルは使いやすい

 
ボックス席(2号車)
4両編成中、2号車はボックス席です。ボックス席は8区画あり、1区画は寝台列車の1区画分の広さがあり、座席下のレバーを引くことでフルフラットになります。1区画の定員は4名ですが、指定券は座席ごとの販売になるため、相席になることがあります。

 
通路の窓も大型です
片側通路でコンパートメント並
この広さで定員4人です
ここは個室ではありません

 
展望ラウンジ(1号車、4号車)
先頭車の運転室背部に展望ラウンジがあります。前面や側面の大型窓から、より広い眺望が楽しめます。

 
運転室側を向いたシート
L字型シート
このシートは反転します
運転席のガラスはこんな形

 
十二湖
世界遺産・白神山地の麓に十二湖があります。十二湖とは、このあたりに点在する33の湖沼の総称です。その中で、最も神秘的な池が青池です。青池は、ブナの原生林の中に横たわっています。この日は晴れ、太陽の光を受けて、色はコバルトブルー、青インクを流したように真っ青です。それでいて、水は底が見えるほど透明です。もうひとつ、青池によく似た池に沸壷の池があります。こちらは、少し緑がかったエメラルドブルーです。この2つの池は必見です。

 
青池、色はコバルトブルー
湖沼群はブナの原生林の中
沸壷の池、青池よりやや小さい
こちらはエメラルドブルー
鶏頭場(けとば)の池
十二湖へは路線バスを利用

 
寝台列車の館★ホームページ
撮影: 2006年5月〜20013年11月