(快速)SL函館大沼号

 

 
C11蒸気機関車
SL函館大沼号は、4月から8月の観光シーズン、土日祝日を中心に函館-森を走ります。下りは駒ヶ岳経由、上りは渡島砂原経由、往復で経路が異なります。所要時間は1時間40分程度、4両編成(除:緩急車)、全車指定席。@函館

 
間もなく函館を出発
1940(昭15)年製です
大沼公園に停車
ヘッドマーク
終点「森」で機関車を切り離し・・・
折り返し運転の準備をします

 
14系客車
シートはテーブルを配したボックスシートで、天井は季節の花(春は桜、夏はひまわり)で飾られています。車掌は詰襟の制服、客室乗務員は洋装し、昔のよき時代を演出します。4両中3両が、このタイプの車両です。

 
14系客車(4号車)
洋装の客室乗務員
大きなテーブル
だるまストーブ

 
カフェカー
1両(3号車)だけ、レトロな車両があります。カフェカーと呼ばれ、ここには、車販カウンタがあり、SLグッズや沿線の名物、駅弁などの販売があります。この車両は、扇風機による空調と、電球による照明です。(他の3両は、エアコン完備、蛍光灯照明です)

 
44系客車(3号車)
車販カウンタ
レトロなボックスシート
記念撮影用の車掌制服

 
緩急車
昔は貨物列車の最後尾に連結され、係員が乗車していました。SL函館大沼号では、その貨車を展示室として利用しています。貨車にはデッキがあり、外に出ることができます。ただし、下りのみで、上りは煙をかぶるため外に出ることはできません。

 
ヨ3500形貨車
昔は貨物列車の車掌室です
内装の壁は木製です
展示は函館幕末人物伝
デッキに出てみると・・・
北斗が追い越してゆきました

 
車窓から見る駒ヶ岳
仁山-森の間は、晴れていれば、ところどころで、車窓から駒ヶ岳の雄大な姿を望むことができます。往復とも乗車すれば(上りは砂原線経由)、駒ヶ岳を一周します。駒ヶ岳は、見る場所によって姿を変えますので、それを観測するのも面白いものです。、

 
小沼の向こうに駒ヶ岳
大沼を前景に
駒ヶ岳駅付近
「姫川-森」間

 
寝台列車の館★ホームページ
撮影: 2010年7月