(快速)くしろ湿原ノロッコ

 
くしろ湿原ノロッコ(釧路)

 
くしろ湿原ノロッコ
釧路を出発したノロッコが終点・塘路(とうろ)駅に到着しました。ノロッコは5両編成、棟路側から、DE10機関車、1/2号車(自由席)、3〜5号車(指定席)です。棟路行きはDE10が先導しますが、釧路行きはDE10が後押しです。釧網線のプラットホームは短く、釧路駅を除いて、ホームからDE10のヘッドマークを撮ることはできません。
DE10後押し@釧路湿原駅
DE10先導@釧路湿原
サイドエンブレム
ヘッドマークは「ありがとう100万人」

 
ノロッコ車内
ノロッコの室内には、2人掛けペア席と6人掛けボックス席が並びます(1号車を除く)。窓は透明プラスチック製で、通常は開けっ放し、雨天時は閉めます。この日は雨天でした。
2人掛けペア席
窓側/室内側のどちらにも向きます
6人掛けボックス席
ここに定員6人は狭いです
天井は鉄骨がむき出しです
動物のぬいぐるみが飾ってあります
4人ボックスシート(自由席)
1号車だけが通常の車両です

 
細岡展望台
細岡展望台は釧路湿原駅から400m、徒歩10分、ゆるい山道を登った高台にあります。ここからは、湿原の広さを実感でき、晴れていれば、背景に雄阿寒岳・雌阿寒岳を望むことができます。釧網線は、この真下を走りますが、手前の樹木に邪魔されて、ここからは見えません。
「釧路湿原」駅
細岡展望台へはここから出発です
展望台入口
徒歩10分で展望台に着きます
湿原の広さを実感できます
釧路川の大きな蛇行

 
サルボ展望台
サルボ展望台は、棟路駅から約2キロ、徒歩30分です。途中、400mほどの険しい山道があります。ここは、細岡展望台と異なり、櫓を組んだ展望台で、ここからは、塘路湖を中心とした雄大な湿原と湖沼の景観が広がります。
「棟路」駅
サルボ展望台へはここから出発です
このような険しい山道があります
雨で滑りやすくなっています
展望台からは塘路湖が広がり
来てよかったと実感します
この国道を歩いてここまで来ました
棟路駅は写真右手上方です

 
徐行運転の車窓
岩保木(いわぼっき)水門
釧路川
釧路川の洪水を防ぐ水門だが、昭和8年以降、一度も開いたことがなく、「開かずの水門」と呼ばれます。 屈斜路湖を源流とし、湿原の中を大きく蛇行しながら縦断して、太平洋に注ぎます。

 
寝台列車の館★ホームページ
撮影: 2008年8月2日