はやぶさ・富士

 
「はやぶさ」、「富士」は、2009年3月13日、最後の運転をもって引退しました。

「はやぶさ」は、東京から「富士」を併結し、門司で切り離し、熊本に向かいます。一方、富士は切り離し後、大分に向かいます。所要時間は、はやぶさが約18時間、富士が約17時間です。

はやぶさ・富士の2号車と8号車は、A寝台個室「シングルデラックス」、部屋数14室。あかつきは10室ですので、比較すると、かなり狭いです。床面積だけを比較しても、同列車のソロより狭いですが、天井が高い分、開放感があります。

一方、B寝台個室「ソロ」は、「さくら」から引き継がれ、3号車と9号車に連結されます。部屋数は18室で、北斗星の北海道編成と同じ広さ、同じ構造です。 


 
はやぶさ・富士@下関

 
はやぶさ@鳥栖
ソロ車両

 
シングルデラックス

 
シングルDXの通路
暗証番号式のルームキー
ベッドの幅は70cmですが
10cmほど手前に引き出せます
朝になって、シーツを剥がすと
重厚なソファになりました
テーブル兼洗面台
電源コンセントもあります
ふたを閉めるとテーブル
ふたを開けると洗面台
入口ドアの上に荷物棚
鏡と化粧灯
空調操作パネルと読書灯
冷房・暖房とも、ここで操作します
廃止になった「さくら」もいました
タオルは持ち帰ることができます

 
シングルDXのサイズ
部屋 115(幅)×195(奥) cm
ベッド  70(幅)×190(長) cm
引き出すと幅80cmになります
テーブル  45×45cm

 
ソロ下段

 
ソロ下段(室内幅125cm)
ベッド(幅70cm)には柵があります
通路側にも窓があります
荷物棚の位置が高すぎます
見上げると絵が飾ってあります
足下に下足置場があります
鏡と机が重宝します
BGMパネルと読書灯

 
ソロ上段

 
ソロ上段(室内幅125cm)
ベッド(幅70cm)には柵があります
生活調度品が揃います
荷物棚はこの位置が便利です
鏡と机
ドアの上に絵があります
上から見た4段の階段
ルームキーはシリンダ式

 
ソロ各部のサイズ 単位:cm
部屋下段 125(幅)×195(奥)×250(高)
部屋上段 125(幅)×195(奥)×135(高)
ベッド 70(幅)×195(長)
70(幅)×50(高)
45(幅)×35(奥)
40(幅)×30(高)
荷物棚 55(幅)×60(奥)×55(高)

 
寝台列車の館★ホームページ
撮影: 2003年11月、2007年11月、ほか