寝台券

 
目次
  1. 寝台券のルール
  2. 開放型寝台
  3. 1人用寝台個室
  4. 2人用寝台個室

 
1.寝台券のルール

表3に開放型寝台、表4に1人用寝台個室、表5に2人用寝台個室の寝台料金を示します。寝台の設備定員は1名ですが、子供、特に、幼児や乳児が含まれると複雑です。これらを下記にまとめます。

  1. 1個の寝台を、大人2名で使用できない
  2. 1個の寝台を、大人と子供、または、子供2名で使用できる

  3. (子供とは、小児・幼児・乳児をいう)
  4. 大人1名または小児1名に、無料で随伴できる幼児は2名まで

  5. (2名を越えた幼児は、小児として扱う)
  6. 幼児または乳児が、ひとりで寝台を使うと、小児として扱う

  7. (こどもの乗車券と特急券が必要)
  8. 2人用寝台個室では、上記3は適用するが、4は適用しない
●利用人数と切符の数

表1に、寝台1個(開放型寝台、1人用寝台個室、補助寝台)、表2に、2人用寝台個室を利用する場合の、利用人数の全ての組み合わせに対して、乗車券、寝台券、特急券の数を示します。また、「乳幼児」の欄に、無料で随伴できる幼児と乳児の数を示します。
 

表1 寝台1個の利用人数と切符の数
利用人数 乳幼児 乗車券 特急券 寝台券
大人1 0〜1 おとな1 乗車券の
数と同じ
1
小児1 0〜1 こども1
幼児1 0〜1※ こども1
大人1、小児1 0 おとな1、こども1
小児2 0 こども2
【※】幼児が無料になるのは保護者(大人または小児)が同じ列車に乗車している場合に限ります。
 
表2 2人用寝台個室の利用人数と切符の数
利用人数 乳幼児 乗車券 特急券 寝台券
大人1 0〜3※ おとな1 おとな2
小児1 0〜3※ こども1
幼児1 0〜3※ こども1
大人2 0〜2 おとな2
大人1、小児1 0〜2 おとな1、こども1
小児2 0〜2 こども2
大人2、小児1 0〜1 おとな2、こども1 おとな2
こども1
大人1、小児2 0〜1 おとな1、こども2
小児3 0〜1 こども3
大人2、小児2 0 おとな2、こども2 おとな2
こども2
大人1、小児3 0 おとな1、こども3
小児4 0 こども4
【※】幼児3名が無料になるのは、少なくとも2名の保護者(大人または小児)が同じ列車に乗車している場合に限ります。保護者1名の場合は幼児2名までが無料です。

●寝台券には、おとなとこどもの区別はありません。


 
開放型寝台
タイプ 段別 寝台券 長さ×幅×高さ
A寝台 客車2段式 上段 9,810 185×88×92cm
下段 10,800 193×93×113cm
電車2段式 上段 9,910 190×90×100cm
下段 10,800 190×106×120cm
B寝台 客車2段式 上段 6,480 195×70×95cm
下段 195×70×111cm
電車3段式 上段 5,400 190×70×68cm
中段
下段 6,480 190×106×76cm
トワイライト、北斗星のBコンパートを4人で利用の場合は、簡易個室になります。
2012年3月17日以後、A寝台を連結する列車はありません。

 
1人用寝台個室
タイプ 寝台券 総額 列車
A寝台個室
ロイヤル
(補助寝台)
17,670
(9,810)
20,910
(33,960)
トワイライト
20,730
(33,600)
北斗星
シングルDX 13,730 16,970 サンライズ
B寝台個室
シングルツイン
(補助寝台)
9,430
(5,400)
12,670
(21,310)
トワイライト
サンライズ
シングル 7,560 10,800 サンライズ
ソロ 6,480 9,540 北斗星
9,720 サンライズ
「寝台券」は、寝台1個あたりの料金です。「総額」は、600キロを超えて乗車する場合の、大人1名分の特急券と寝台券の合計です。補助寝台を使用する場合は、大人2名分の合計です。

 
2人用寝台個室
タイプ 寝台券 総額 列車
A寝台個
スイート
(補助寝台)
26,220
(9,810)
58,920
(71,970)
トワイライト
カシオペアスイート
(補助寝台)
26,220
(13,730)
58,560
(75,350)
カシオペア
カシオペアDX
(補助寝台)
17,670
(9,810)
41,460
(54,330)
カシオペアツイン
(補助寝台)
13,730
(9,810)
33,580
(46,450)
ツインDX 13,730 33,580 北斗星
B寝台個室
ツイン 8,390 23,260 トワイライト
サンライズツイン 7,560 21,600 サンライズ
デュエット 6,480 19,080 北斗星
「寝台券」は、寝台1個あたりの料金です。「総額」は、600キロを越えて乗車する場合の、2名分の特急券と寝台券の合計です。1名でも同額です。補助寝台を使用する場合は、3名分の合計です。

 
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